舟を編む
作者:三浦 しをん
発売日:2011年9月16日
挿絵:雲田はるこ
出版社:光文社
ジャンル:辞書、青春(ウィキペディアより)
その他:2009年11月号から2011年7月号に女性誌『CLASSY.』にて連載後、単行本化。2012年本屋大賞を受賞。
最近読んだ小説です。
ちょうどフリーランスとしてお仕事を始めよう!と決心して、辞書はどんなのが必要かなぁと、いろいろな翻訳者さんのブログを読んだり辞書を調べたりしているときに出会いました。
いや、今さら!?という声が聞こえてきそうですが・・・
はい、今さらです。(笑)
小説も映画も、流行っている時には見たこともなく、名前だけは知っているという感じでした。
辞書に興味を持ち出した時期とも重なって、これが読み始めると面白い!
ネタばれはよくないので内容には触れませんが、なんというか、透明な空気感とでもいうのでしょうか。純粋な人たちのいろんな形の情熱が一つのものに注がれる様が描かれていて、読んでいる途中には自分の中から沸々と湧き上がるものがありましたし、読んだ後には清々しい気持ちよさも残りました。
私としては、言葉への執着に共感するとともに、自分ももっと勉強しないと、と思いました。
仕事でも趣味でも、翻訳や執筆をされる方はぜひ手に取っていただきたいです。
ほんのカバーもおしゃれで素敵で、図書館で借りるよりも、手元に置いておきたい一冊です♡
よかったら読んでみてくださいね。
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