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英語力が足りない・・・
英訳のお仕事
少し前、通常のゲーム関連の仕事とは別に、文化財関連の小さな英訳のお仕事をいただく機会がありました。
その月はものすご~く忙しく、平日は、帰宅した夫にご飯も食べずに子どもたちの寝かしつけをお願いして、休日も夫に子どもたちを連れ出してもらい、仕事に励んでいました。
(家族にとても迷惑をかけ、仕事量の調整は、徐々にきちんとしていかなければならないと実感。反省💦)
そんな中、かなり久しぶりの英訳のお仕事。
昔、文化財関係の翻訳コーディネートをした経験があり興味もありましたし、上がってきた翻訳のチェックもしていましたので、まったく初めてという思いはありませんでした。少量だし納期も長いしできるだろうと踏みました。
取り組む時間はだいたい1日の終わり。ゲームのお仕事が終わって子どもたちも寝てからでしたが、実際、翻訳している間はうまくできている気でいました。
しか~し!依頼元の方(日本人)のチェック、ネイティブチェックをしていただいて返ってきたものを見ると、ひどいものでした。
原文の日本語を勘違いをしていたり、単語の表面的な(辞書に載っている)意味だけで、そこに本当に適切な単語かを考えずに単純に訳語を当てはめてしまっていたり、ひどいのは「in China」の「C」が小文字になっていて直されていたなんてものも・・・。
ここには「日本語の読み取り」、「プロとしての目線、心構え(セルフチェック力?)」、「英語ライティング力」という3つの問題があったと思います。前者2つはもう言い訳もありません。何やってんだ、私・・・。
「日本語の読み取り」と言っても本当に意味が分からなかったのではなく、勘違いでしたから。
気持ちですよね、気持ち。
忙しいのにかまけて、ちょっと気持ちが上の空になっていたのだと思います。
セルフチェックも、あとから思えば、これでOK、大丈夫、ではなく、なんとなくこれでいっか?な気持ちだったように思います。(その時はそんなつもりはなかったのですが( ノД`))
でもこれについては気持ちを切り替えて、プロ意識を持っていくしかない!
そして最後の「英語ライティング力」これをやっていかなければ!!
英語の読解力不足
現在のところ本業となっているゲーム翻訳。こちらは英日翻訳です。
これがまた、仕事をするたびに落ち込むのです・・・😢
初めての字幕翻訳(下記参照↓)の記事でも少し触れていましたが、Mockはそれほど流ちょうには英語が話せませんし、話し言葉が苦手です。でも、ゲームのキャラクターが話すセリフというのは、本当に生きた英語です。
そして、これまであまりゲームをしてこなかったのでわからなかったのですが、ゲームには「ジョーク」がつきもののようです。(笑)(特に海外のジョーク文化(?)的な背景があって、海外のゲーム特有のものという可能性も?)
全体的にはとても深いシリアスなストーリーなのに、それでも必ずオモシロ場面が出て来るのですよ。今のところ、私の経験上。
そしてこれがとても厄介です。
言葉通りでは意味が分からないものが多いです。そのまま文章ごと辞書に載っている場合もあって、この場合は助かるのですが、その言い回しを知らなくて、辞書に意味が載っていない、またはそもそも決まったフレーズがあるわけではなければ、さっぱりわからないのです。
また、説明などの長い文章も出てきますし、その場面の映像をもらえないことも多いので、話しの流れが突然変わってしまって何の話をしているのか迷子になったりもします。
そんなこんなで、よくわからないセリフなどがチョコチョコ出てきたり、自信満々にこうだろう!と訳したものすら、ぜんっぜん違うよっ!という指摘が入って返ってきたり・・・。
ゲームのお仕事に関しては、日本語がとても堪能な英語ネイティブの翻訳者さんが必ずチェックしてくださるので、すごく勉強になってとてもありがたいのですが、「なんでこの英語がこうなる?!」という箇所は必ずいくつかあります。これはもう文化も含め慣れて行かないと仕方ないのかなぁと。
それ以外に、チェックから返ってきた指摘の中で、「なるほど!」と納得できるものについて、最初から自分でそのように翻訳できるようにならないといけない。これが今できそうなステップなんですよね。
英語の読解力です!
英文読解を強化したい!
英文読解の本を購入
そこで、「ほんとうの意味がわかる 英文「超」精読」という本を購入しました。
読み終えたら「オススメの本」でご紹介しますが、(そればっかり!(笑))今のところ、最初の数ページ読んだだけで、積読本に仲間入りしています(^^;
ただ、その最初の数ページでもう先の内容に期待だらけです!
なぜなら、こんな人向けですよ、伸びない人はこんな読み方をしていますよ、という内容が、私にピッタリ当てはまるのです!!
「断片を自分勝手につなぐ人々」と書いてありました。(笑)
文章が複雑でわかりにくい時に、文の流れに敏感で勘の良い人は、話の流れから推測ができるので、断片を勝手に継ぎはぎして内容を理解するというのです。だから、例えば道徳的な話題だと答えが推測しやすいから得意で、ぜんぜんなじみのない内容、例えば私なら科学の話をされると途端に文章が読めなくなるというようなことをおっしゃっています。
はい、私です!残念ながら・・・。
なので、この本を読み進めるとかなり読解力がつくかなと期待しているのですが、なかなか読む時間が取れません。
今は他の本も読んでいて、こちらはちょっと中断しています。いつになるかはわかりませんが、読み終えたらご紹介しますね。
過去のお仕事を振り返ると・・・
子どもたちが学校や保育園に行ってくれている時間の中ではもちろんお仕事が最優先ですから、なかなか勉強している時間が取れません。
モチベーションが高くても、物理的に時間がない。(Mockは子どもたちとの正常な生活を送る上で、睡眠時間はよっぽどのことがない限り削れません。←強気!(笑))
で、勉強したいなー、本読みたいなーと思いつつ・・・8月末ごろに、関連する仕事の参考にするために、その年の3月に私が翻訳したファイルを開いて見ていたら・・・。たった5か月しか経っていないにもかかわらず、もう自分でも「ここはこんな風に書いたほうがいいやろう!」とか、「この方が自然でいいセリフになる!」、「この英語はこういう意味やん!」とたくさん指摘できるレベルでした(^^;
ということは、ですよ。5か月でめっちゃレベルアップしているということ(のはず)です!
そこで実感したのが、
ってことでした!
言葉通りの意味はもちろん、このことばを胸に、与えられた目の前の仕事に集中すべきだなと改めて思ったのでした。
結局は、落ち込んでも焦っても、Mockのキャパでは、精一杯仕事をしながら、プラスアルファはゆっくりボチボチとしか進んでいけないのだよ~ってことで。一喜一憂せずに落ち着いて進んでいきたいと思います^^
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