初めての出産ー記録ー

妊娠、出産

こんにちは、Mockです。
朝晩はもう冬の声が聞こえていますね。皆さんいかがお過ごしですか?

Mock家では今朝から、次女がトイレから「ママ~!う〇ちでた~!」というので駆けつけると、
こんな会話が。
次女:「ママ、このいえはすばらしいなぁ。」
私:「ん?なんで??」
次女:「だってママ~ってよんだらすぐくるもん。ほいくえんはセンセ~ってよんでもすぐこーへん。」
大人は召使い?!いやぁ、3歳児っておっそろしい(;^_^A

さて、今日はMock家のドタバタ子育てが始まる前、初めての妊娠・出産について振り返っていきたいと思います。少し長いですがお付き合いくださいm_ _m

長男の妊娠・出産

妊娠の判明

Mockは若い頃から、子だくさんがいい、子どもは3人以上欲しい、と周りの友人たちに話すほどたくさん子どもを持つことを望んでいました。
一方、6才下の夫君は、結婚はしたくないけど(理由は知りません。)子どもが欲しいから養子をもらって育てる!という希望を持っていたほどの子供好き。私の結婚は遅かったものの、子どもを持ちたいというところで一致しており、また、ありがたいことにすぐに授かることができました。

妊娠が分かった日、本当に鮮明に覚えています。
仕事中に突然、貧血のときに起きるのと似たような、頭がクラクラする症状に見舞われました
本当にびっくりするぐらい突然に、かなりびっくりするほどのクラクラがやってきて、社内でしばらく横になって休みながら、これは何かおかしいぞ、妊娠したかも?と思いました。
(テレビで見る、ウッと吐きそうになってトイレに駆け込む・・・みたいなことは起こりませんでした!(笑))
その後、心配だし気になるしで何度も病院行くものの、まだわからないので2週間後に来てください。また来週来てください。と何度か言われ(^^; やっとのことで妊娠が判明し、母子手帳をもらって来てくださいと言われた時のうれしさと言ったら。
その間、夫に「妊娠したかも」と伝えると、Mockは思い込みが激しいから想像妊娠じゃない?と言われ、実母にも、夫くんがそう言うんなら想像妊娠じゃない?と言われ。さんざんな言われようでしたが・・・。プレ母の勘はめでたく当たっていました♡

仕事のこと

そのころは毎日、夜遅くまで仕事をしていました。
会社を出る時間が日付が変わることはほとんどなくなっていましたが、それでも先輩と、だいたい10時半には会社を出られるように頑張ろう!と言っていた記憶があります。
夜ごはんはコンビニのおにぎり、10時半に会社を出てそこから1時間ほどかけて自宅に帰り、シャワーを浴びて就寝、そんな毎日でしたから、初めての妊娠、しかも若いころからの夢、待望の赤ちゃんが無事なのか毎日とてもとても心配でした。
産婦人科や市の機関からいただく資料の中には、仕事との両立や妊婦さんの権利の話なども書かれていました。
そこで夫とも話し、上司に相談してみて、定時に帰ることを認めてもらえないようなら仕事を辞めようということになりました。
すると上司からは、
「自分の体のことは自分にしかわからないだろうから、調整して帰ってください。」
と言われましたが、数日経っても特に何かが変わることはなく・・・。
仕事って私ができない分は誰かにやってもらうしかないんですよね。それをわかってて、それでも心配で意を決して相談したのですが、その上司には、妊婦なら何でも許されると思っている我がまま娘にしか見えなかったのでしょうか。
仕事の調整については、100%自分でなんとかしてくださいということだったようです。
私としては周りの人にどんな風に話がいっているのか、いないのかわからなかったので、チームリーダー的な存在だった方に聞いてみました。
「あの~、体が心配なので上司に定時で帰りたいとお願いしたのですが、何か話はありましたか?」
「いや、なんか言ってた、みたいなことは言ってたけど・・・。」
おじさんの中では、きっと子どもなんて放っておいても勝手に無事に産まれてくるものだったんだろうなぁと思います。特に人を増やすことも、1人定時で帰ってもこのままの人数でやっていけるかなどの具体的な相談もまったくなかったようでした。
これはもう仕事を辞めるしかないな。そう思った時・・・
このチームリーダーの方が、
「そういう事なら、今日からどんなに仕事が残っていても定時になったらサッサと帰ってください。他のことは気にしなくていいです。母になるっていうのは、他の人のことなんか気にしないで赤ちゃんを守る、そのくらいの覚悟が必要なんじゃないですか?
とサラッと言ってくださいました。
ちなみにこの方、独身男性でした。仕事への姿勢でも私は以前からひそかに尊敬していたのですが、自分に子どもがいるわけでもないのにこんな力強い言葉をこんな風にサラッと言えちゃうなんて、本当に尊敬しかありません。
この言葉がずっとずっと私の大きな救いとなりました。感謝してもしきれないくらい。一生心に残る言葉です。
そして、私も自分の尺度だけを正しいと思うのではなく、人の立場に立って、人の気持ちを受け入れて、いろんなことに寛大に対応できる人間になりたいと心から思いました。

つわりのこと

つわりは本当に個人差があって、まったくないと言う人もいますよね。
反対に職場では、出産までほとんどなにも食べられないくらいひどいつわりで激やせし、ずっと入院していて、赤ちゃんがお腹から出た瞬間にその気持ち悪さがまったくなくなった、という方の話も聞きました。(ちょっと神秘的ではありますよね✨)
こればっかりはなってみないとわかりません。
Mockはというと・・・しんどかった。(でも数年後にやってくる双子のつわりはもっともっと強烈でした~💦)
でもMockの場合は食べづわりで、気持ち悪いけれど、食べたらしばらくは収まるからいっぱい食べてしまう、というパターンでした。吐き気はずっとあるけれど、本当に吐くことはほとんどありません。
食べづわりの人は、食べ過ぎて体重が増えすぎるのも良くないし、でも気持ち悪さは止めたいので、おススメとして小さなおにぎりやクッキーなどをいつも用意しておいてチョコチョコ食べるといい、といろんな情報源に書かれていました。でも、Mockのつわりは、そんな小さなおにぎりやクッキーで収まる類のものではありませんでした。
満腹になるまで食べないとずっと気持ち悪いのです😨
そして幸か不幸か、最寄の駅から自宅まで50mほどの距離に、なんとマクドナルドがありました・・・。
これもう、妊婦にしたら天国、でも妊婦検診では地獄を見ることになるんですよね~(笑)
定時に仕事を切り上げ、マクドを買って家に帰り爆食い。今思うと怖いですが、その当時は止められなかったのです。(長男くん、ごめんよ💦)
そんなこんなで、5か月の安定期に入るころにはつわりは収まり、(ここで、自分は出産まで続くパターンではないとわかりホッとしたのを覚えています。)妊娠を楽しめる時期に入っていきます。

性別のことー男なの?女なの??

そしてだんだんお腹も大きくなり、胎動もよく感じるようになると、今度は性別が気になりだします^^
健診に行くたびに楽しみで「先生、どっちでしょう?」と聞くものの、「いつも足キュッと閉じてお行儀いい子ね~。」と言われるばかりでなかなかわかりませんでした。
結局、男の子と判明したのは8か月に入ってからでした。
夫婦ともどちらが欲しいという希望はなかったものの、それでも性別が分かれば急に赤ちゃんを迎える実感が湧いてきます。その日はうれしすぎて病院からまっすぐショッピングモールへ買い物に行き、ブルーのタオルやガーゼ、洋服を買い込みました( ´艸`)
(近所の双子ちゃんはずっと男の子と言われていたのに、産まれてみたら女の子だったそうです(^^;
新生児のころは、準備してあった男の子っぽい洋服ばかり着せていたとのこと。先生の見立ても100%ではないので、心の準備をしすぎて違っていたらがっかりしないように、どちらでもいいな~ってゆる~い気持ちで待つのがいいかも♡)

妊娠線のこと

そうこうしている間にもお腹はどんどん膨らみます。
すると今度は妊娠線のことが気になりだします。
当時のMockはとても神経質になっていて、食べ物だけでなく、肌に直接つける化粧品やシャンプーなども赤ちゃんに影響があるのではないかと無添加のもの、自然派のものを選ぶようになっていました。
(つわり期にはマクドたらふくお腹に詰め込んでいたクセに・・・(;^_^A)
妊娠線用保湿クリームなんて、赤ちゃんがすぐその下にいるお腹に塗るんだから、慎重に選ばないと!と躍起でした。
今思うと、何もそこまで・・・(^^;ってなりますが、その当時は、添加物などが口から吸収される(経口吸収)率よりも肌からの吸収(経皮吸収)率の方がずっと高いという情報などに触れていて、本当に心配していました。
でも、実際に口から食べる食品の量と、肌から浸透していく成分の量なんて比べ物にならないほどの差がありますし、そもそもどちらからの摂取も、体が健康であればいろんなバリア機能が働いてそれほど心配しなくて大丈夫なようですね。

結局、添加物のないもの、それを謳うブランドのものにこだわりすぎて、肝心かなめの保湿力を選択の条件として重要視していなかったため、(多分、妊娠線を舐めてたのもあります・・・)思いっきりできましたよ、妊娠線💦
出産間近になると、お腹の下の方が痛すぎて、それを解消するために早く出産してしまいたいとさえ思うほどの状況に陥りました。
でもお腹は出っ張ってしまっていて下の部分は自分ではまったく見えません。
この痛みが、皮膚が引っ張られて割れてできた妊娠線によるものだとはすぐには気がづきませんでした( ノД`)シクシク…
ある日、あまりに痛いので夫に見てもらったら、ものすごいひび割れが起こってしまっていたのでした~😓
妊娠中の皆さん、ほんっとに痛みを伴いますから、見た目だけの問題と甘く見ずにとにかく保湿、保湿、保湿、で行きましょう!
今から考えると、おススメはコスパ重視でニベアクリーム、オイル系ではBi oilあたりでしょうか^^
妊娠線は一度できるときれいに治ることはありませんが、Bi oilは妊娠線や虫刺されの跡などを薄くしてくれる効果もあるそうなので、万が一できてしまった場合にも使用できますよ✨

産休の過ごし方

その後も赤ちゃんは順調に育ち、無事に産前休暇に入ることができました。
産前休暇は出産予定日の6週前から取得することができます。(双子以上は14週前
しかしMockの場合は有給休暇がたくさん残っていましたので、皆さんどうされているのか職場の周りの方にも相談した上で、合わせてすべての有給休暇を消化させていただくことにしました。
とっても楽しみにしていた出産前の休暇。
赤ちゃんのことだけを考えてゆったりと過ごそうと思っていました♡
このころに入ると、病院からは「お腹が張らなければよく歩いてください」と言われるようになります。
最後の数週間は本当にどんどん体重が増えます。あんまり太りすぎて産道を狭めてしまわないように、そして赤ちゃんがしっかり下に降りてきて出産の準備ができるようにということですね。
37週から正期産になりますので、特にその時期が近づいてくると、赤ちゃんや母体に異常がなければしっかりと歩くことが大切です。
が、Mockは侮っていました・・・。
大丈夫やろ~私は安産なはず。とまったく根拠のない自信を持っていました💦
出産予定日は3月の終わり。寒い冬でしたし、産休に入ったら赤ちゃんのためにベビードレス・おくるみ・帽子の3点セットを編むと決めていて、本を見ながら、時々近所の編み物教室に顔を出してわからないところを聞いて、家の中で必死であみあみする毎日でした。

陣痛から出産!

出産予定日5日前の早朝。
ん?なんだかお腹が痛いぞ??
すぐに電話して、そのまま夫の運転する車で病院へ向かいました。でも診察の結果は
「まだですねぇ~。病院内を歩いてきてください。」
痛むお腹を抱えながら病院内を歩き回りました。
陣痛がくると動けなくなってかがむので、いろんな方に何度も声をかけていただきました(^^;
それでも午後になって先生からは
微弱陣痛だね。子宮口は開かないし今日はまだ産まれないね。1回帰る?
「これで微弱?!えっ?この状態で帰る?!」
ひっくり返りましたよ💦
「先生、病院にいさせてください~!!!」
お腹めちゃくちゃ痛いし、初めての事で何が起こっていいことで何が起こってはまずいことかも全然わからないのに、放り出されたら私と赤ちゃんはどうなるの?!と藁にもすがる思いでした。
先生的には、1日分の入院費用が別途かかるからと思って親切心で聞いてくださったようですが、私はそんなどころじゃなかった!
案の定、その夜は地獄でした・・・。
眠くてウトウトし始めたら陣痛がやってきて耐えられないほどの痛み。落ち着いてまた眠気が襲ってきたと思ったら陣痛が・・・5分ー1分のサイクルで一晩中ですよ。
なんとか夜を乗り越えた朝、そんな私に実母が、入院食の食パンを持って
「おいしいよ~食べる?」
食べられるかぁ~!!!って声に出すこともままならず、心の中で突っ込んでおきました・・・。
そして朝の診察。
今日もまだ産まれないね。
「はい??( ゚Д゚)」←私
夫は先生のその言葉を聞いてすぐ、「何日も仕事休めないし、今日産まれないんなら今日は出勤する。」と言って病院を出ました。
しばらくして先生が戻って来て、
陣痛促進剤する?これからすれば夕方ごろに産まれるかなぁ。するなら午前中しかできなくて、ご主人のサインが必要です。」
「はい??( ゚Д゚)」←私
いや、早く言ってよ!ダンナ帰ったよ!!
すぐに電話をしてもらったら、まだ家で着替えている途中だったようで、すぐに戻って来て~!!!
もうこれ以上、あんな夜は過ごせない(´;ω;`)ウッ…
っていうか、これ以上一瞬たりともこの状況が延びて行くのは耐えられない(´;ω;`)ウゥゥ

そして・・・36時間50分の格闘の末、無事に、やっと産まれて来てくれた長男くん。
私はと言うと、心身ともにすべての力を出し尽くしなんとか乗り越えたのでした。
先生は・・・「安産ですね。」
そうなんですね~!!これでも安産!!!
そう、母子共に無事だったんだから安産なんでしょうね。
いやぁ、壮絶でしたよ。
今となっては何を言おうが後の祭りですが、変な自信は持たずに、先生から歩けと指示が出た時点からしっかり毎日散歩に出ていればこんなに時間がかからなかったんじゃないかと思っています。

得られた教訓
歩けと言われたら、必ず歩け!!

妊婦の皆さん、無理は禁物ですが、先生の「歩け」指示は必ず守りましょう!

産後

産んですぐはもうヘトヘトでした。
それでも母子同室だったので、赤ちゃんのお世話は必要。
夜中も寝てくれず、ぎゃんぎゃん泣く長男くん。なかなか出ないで張るばかりの母乳。出産での体力の消耗とホルモンバランスの崩れでかなりしんどかった・・・。
体がしんどくてご飯もなかなか食べられず、それを先輩ママでもあり、大学時代の友人に言うと、
「あんたが食べられへん?!嘘やん??!!」
って。(笑)
食いしん坊のMockが食べられないほど弱っていることに、先に出産した友達でもびっくりしたようです。
出産はいろいろ。
皆さん、甘く見ないで十分に準備しておきましょうね。

産後の話、次男くん、長女・次女の双子の出産話は追々書いていきますね。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm_ _m

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