40代、4人の子どもを育てるワーママMockは、2021年9月17日に乳ガンと診断されました。
まさか、翻訳のお仕事と子育てや家事など、ゆるゆると続けていこうと思っていたこのブログで「闘病記」のカテゴリーを作ることになるとは思いもしませんでした。
でも。
乳がんの診断から手術まで、自分で判断しないといけないことがたくさんあります。
(もちろん主治医の先生にすべてお任せすることもできますが、自分の選択の余地がある部分は積極的に調べて判断をする方が後悔がないとMockは思っています。)
その判断を時間をかけてゆっくりやっていると、手術日はどんどん遅れていってしまいます。
早く決めないと。
でも先生と話しができる機会はそう多くもなく、先生が俯瞰で(今わかっている)すべての最新情報を把握している中、自分に見えている情報は少なく、聞きたい質問に十分で適切な回答が返ってこないことも。
そして自分が聞きたかった情報に対し十分でないことにも気が付けないまま、後になってわかってくるとなにやら主治医に対する不信感までも。
セカンドオピニオンという選択肢もあります。
しかし、それは今日お願いして明日受けられるものではありません。
迷っている間に、手続きの間に、手術日は遅れ、そうしているうちに遠隔転移してしまうんじゃないか。そんな不安が心を支配します。
(実際にはガン細胞が1センチのしこりを作るのに10年かかるそうです。その後はスピードアップするものの、手術を待つ短期間の間に病状が大きく進行することは考えにくいそうです。ただ、可能性としてはゼロではないし、当事者であれば不安になるのは当然だと思います。)
そんな経験をしたMockは、同じように乳がんの診断を受けた方に少しでも参考になるような、そして気持ちに寄り添えるような発信をしていきたいと、このカテゴリーを追加しました。
乳がんと一口に言っても種類は様々で、それぞれに合った術式やその後の治療もあります。
手術前には不要だろうと言われていた治療が、術後の病理検査(病巣全部を使った詳しい検査)で必要になることもあります。Mockもそうでした。
現在、生涯を通して乳がんに罹患する女性は9人に1人と言われています。
そして40代~50代で発見されるのが最も多い。
数もどんどん増えて、そして発症はどんどん若年化しています。
この記事を読んでくださっている皆さん、是非ともがん検診に足を運んでください。
忙しい生活の中、つい後回しになるのは本当によくわかります。
でも。
早く発見できれば根治の可能性が高まります。
乳がんは検診で見つかりやすいガンです。
自分のためにも、周りの大切な人たちのためにも、是非、検診を受けることをおすすめします。
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